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2025/07/19 04:04 |
『アゲイン 28年目の甲子園』
今日は休みでした。
前から気になっていたタイトルの映画を観てきた。

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『アゲイン 28年目の甲子園』

とても素晴らしい映画でした。


最初に驚いたことはですね、、、
お客さんが私以外に1人のおばさんしかいなかったことです。
平日の夕方とはいえ、少なすぎでは笑
中に入って思わず「えっ」て声が出ましたよ。



映画のストーリーは、28年前に果たせなかった甲子園出場の夢を
マスターズという舞台でおじさん達が甲子園を目指すというもの。

私もかつては甲子園を目指していましたので、
共感するところが多々あります。
甲子園のサイレン、アルプスの応援、うぐいす嬢のアナウンス、
それだけでも心にくるものがありました。

何より主人公たちのユニフォームが
私の高校時代のユニフォームと瓜二つってなくらいそっくりなんで余計にです。

さて、映画のマスターズ甲子園について、
知ってはいましたが、各地で予選があったり、
時間制といった細かなルールまでは知らなかったです。

それからスポーツ経験者からすると、スポーツ映画で
有名な俳優が多く出て、不慣れな動きをみせられると、
それだけで現実味がなくなって、見る気が失せますが、
この映画では、ほとんど経験者がプレーしていて、
リアル感が出ていたので良かったです。

有名な役者は多くなく、
中井貴一、柳葉敏郎、私の大好きな和久井映見、波留くらいです。
あとは、工藤公康の長男で俳優の工藤阿須加。
最近野球ものにでてきますね。

しかし、中井貴一の演技は、すんばらしい。

スポーツ物で父と息子は多いけど、
この映画は、父と娘が組み合わせであるところがミソですね。

話のストーリーは、先が読めるんですが、
それでも泣かされます。。。

最後の場面では、涙がとまらなかったです。


キャッチボールシーンもこの映画のミソなんですが、
私も小さい頃、よく父とキャッチボールしたことを思い出しました。
暗くなってきてもギリギリ白い球が見えるまでやってました。

私の家の前は、道路が緩やかな斜面だったんですね。
野球を始めたばかりの頃や下手だった頃は、
よく私がボールを後ろにそらすので、
父が下り方向で私が上り方向でした。

それでも毎週少年野球をしてると、
いつしか父を追い越してしまって、
いつからか私が下り方向で父が上り方向になりました。

野球を始めたばかりの頃、
父が投げるしょんべんカーブも
初めてみた曲がる球に感動したのを覚えています。
たしかフォークボールはほとんどショートバウンドしてましたが、
無回転のボールに感動したのも覚えています。

思春期を迎え、高学年くらいから、
両親が野球観戦や練習を見に来るのがすごい嫌になりました。
高校になって少し落ち着きましたが、どっちかといえば嫌でした。
だから、親が見に行くって行ってもあまりいい顔しなかったし、
来てくれてもグラウンドではそっけなく接してましたね。
今思えば申し訳ない気持ちです。

私も親になり、息子が野球をすれば、絶対見に行くし、
キャッチボールもしたいし、教えたりしたいと思いますが、
そっけなくされたらやっぱり傷つきますね。
自分がそうだったから、もしそっけなくされたら、
気をつかって余計距離を置いちゃいそうです。

けど、全て放っておかれるとそれはそれで嫌だったと思います。
試合で勝った日、ヒット打った日、ナイスピッチングした日は、
やっぱり帰って来て嬉しそうに報告してましたから。
そのあたり、柔軟に対応してくれた親には感謝しています。


まぁそんな訳で、思春期に入ってからキャッチボールもやらなくなったし、
中学に入ると、平日も部活なので、やる時間すらなくなりました。

長くなりましたが、そんな10年以上前の事を思い出してしまいました。


ネタバレしない程度に感想を書きましたが、
おすすめですよ、この映画。
野球知らない人でもわかりやすいベタな内容、
ですが感動すると思います。

是非。




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2015/01/23 00:44 | Comments(0) | 未選択

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